50代MR 自分の立ち位置を考える

退職まであと数年。この数年をどう生きるかがその後の人生を大きく左右する

ベテランMRからみた新人MRが怖いところ~いつの時代も変わらないものがある~

 

今年も新人が入ってきました。

ベテランMRは経験値も高いため、売るノウハウはあります。

しかしながら新人MRならではアプローチ方法があり、新人MRがこれを使わられるとべテランMRは焦ります。

では、そのアプローチ方法とはどんなものなんでしょうか。

事例を含めて、一緒に見ていきましょう。

 

【目次】

 

 

患者と製薬会社MRとの態度の違いにびっくり

今日、面談した開業医の某先生の話です。

患者さんと接している時の先生と、MRと話している時の先生と、態度があまりにも違い過ぎて、びっくりしました。

久しぶりにインパクトのある先生でした。

高齢の女性の患者さんが来院し、その先生が診察されていました。ドアが開いたときにチラっ見えたのですが、おばあちゃんの手を両手で包み込み、真剣に話を聞いていました。

診察が終わり、そのおばあちゃんが外来前の椅子に座っていたところ、急に出てきて、片膝をついておばあちゃんに何か伝えていました。

どこかで見た光景が・・。

そう、ホストのようでした(( ゚Д゚) 

重篤な疾患を持っている患者さんだったかどうかは不明でしたが、びっくりするぐらい低姿勢でした。

その先生には患者が多く、待合室での患者同士の話を聞いている限り、とても信頼されているようでした。

 

そのあと、私が呼ばれ、外来で面談することになりました。

ドアを開けて入ると、今まで見ていた先生とはうって変わって横柄な態度に。

「あのさ、わざわざ会ってやってんだから、俺とってメリットのあることなんだろうな」と。

最初から「えっ?マジで?ちょっときついな・・」って思いましたが、できるだけ質問し、先生に話をさせて、先生が口にした言葉にミートする形で話題をふっていったところ、機嫌よく話してくれました。

面談目的である薬剤の情報提供もできて、何とか終えることができました。

正直、焦りました。

 

MRも選ばれることが必要

薬剤の情報収集は、もうネットで十分な時代です。

MRからの情報提供も評価してくれる先生もいますが、今の時代、絶対にMRは必要かと言われれば、少なくともMRがいなくなっても困ることはありません。

今日、面会した先生は、ある意味、二重人格だったかもしれませんが、口が悪くても、実は正直な先生で、面会するにはそれなりに情報を持ってこい!と思うのでは、ごもっとなことだと思います。

先生の困りごとを聞きだして、その問題の解決方法を提案できるような、コンシェルジュのようなMRでないと、これからは先生に選ばるMRにはなれないようにも感じます。

自社製品の知識はもちろんのこと、周辺知識も勉強しており、自社製品の優れている点、あるいは欠点(←ここが重要)を伝え、疾患によっては、他社を推奨するようなフラットな提案を行う。

さらに、患者目線で、気遣いができて、さわやで明るいMRは選ばれていくでしょう。

私も長くMRをしていますが、たまにそんなMRっているんですよね。

できるMRってどこに行っても評判がいいんです。

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ベテランMRからみた新人MRが怖いところ

私は長くMRをしていましたので、このパターンは、勝ちパターンというのがなんとなくわかります。

同じエリアに、競合メーカーのMRが新人であれば、当然、シェアは取れます。

ただ、こんな新人がいると負けちゃうかもって思うことがあります。

それは、よく訪問するMRです。

当たり前といえば当たり前なのですが。

ベテランMRは、体力的にも頻回訪問できないため、会話力や現場力などのテクニックでカバーしますが、よく訪問する新人MRが同じエリアにいれば、油断できないなと思ってしまいます。

 

10年ほど前にも、朝早くから夜遅くまで回る新人MRがいました。

土曜日も回っていたと後で知りましたが、その新人MRは、担当して間もないのに、競合品を抜きトップシェアに。

昔ながらのコテコテな方法で先生のハートをつかむことができたようです。

今では考えられませんが。

 

先生も医者である前に、一人の人間ですし、当然、好き嫌いもあります。

熱意に動かされることはよくあることで、いつの時代でも変わらないものがあるとすれば、それは人と人とのつながりだと思います。

同じエリアによく訪問する新人MRがいないことを祈ります。

弱気かい(笑)

 

ベテランでよく訪問するMRがいれば鬼に金棒!

っといっても、なかなかそういうベテランMRはいません。

よく訪問する新人MR・・・。

いくらベテランMRでも勝てません。