50代MR 自分の立ち位置を考える

退職まであと数年。この数年をどう生きるかがその後の人生を大きく左右する

若手MRとベテランの退職。二人の退職から考える

  • 若手MRの退職
  • ベテランMRの退職
  • 私が感じること

 

昨年、2名の社員が退職しました。両名ともMR。1人は若手MR、もう一人はベテランMRですそれぞれ退職した経緯をみていきましょう。

 

若手MRの退職

彼は30歳半ばのMR。大学病院を担当しており、業績も上々!性格もいいし、おそらく出世していくんだろうなと思える人材です。よく言われる「できるMR」です。半年前、彼と話していると、転職を考えているとのことでした。会社が今度、苦しい経営状態になりつつあるというのは、経営幹部の話、会社の業績、新薬のパイプラインなど見ても、薄々感じていたようです。また、会社の方針にも疑問を思っており、会社姿勢に嫌気がさしているようでした。泥船が沈む前に行動しないとやばい!と思ったのか、ITパスポート、簿記情報、セキュリティマネジメントの資格も取得していました。転職活動をした結果、オンコロジー領域を得意とする会社に転職が決まったようです(年収は変わらず)出社最終日に話ましたが、なぜか生き生きとしていました。オンコロジーの会社がどういう会社なのかは知りませんが、勇気をもって転職していった彼の活躍を影ながら応援したいです。

 

ベテランMRの退職

一方、ベテランMRの退職です。私の同僚が、1年前に役職定年となり、営業所長を下りて、特約店担当者(平社員)になりました。しばらく働いていましたが、しばらくすると退職するとの連絡がありました。本当の理由はわかりませんが・・。ただ、社内的には両親の世話が必要であり、実家に帰るということになっていました。噂で入ってきた情報では、特約店担当者として現場を回ったものの、モチベーションがまったく上がらず、やりがいを感じなかったと言っていたようです。やり甲斐を感じない?ううん・・。私もそうです。所長を長くされており、仕事ができる方で、またプライドもある方でした。いろんな情報を総合すると、仕事が思うように進まず、また、自分自身が会社に評価されていないと感じていたようです。「少し待ってみてはいかがですか?」と伝えても、「もう決めたことだから」という言葉しか返ってきませんでした。その選択肢しかないようでした。私は、プライドなんてどうでもいいことだと思っています。ベテランはベテランのいいところがありますし、せめて、年下上司をバックアップするとか、部署を盛り上げるとか、業績アップのために率先垂範するとか、年下メンバーに指導するとか、そんな前向きな考えて仕事してほしかったです。(モチベーションが上がらないのでそう思わなかったかも)

 

私が感じること

退職する人の本当の「辞める理由」というものを会社もしっかり把握すべきだと考えます。もちろん誰かが聞き出し、会社に報告する必要がありますが、その理由が社員のモチベーションに関わるものだとすれば、早めに対策を打たないと、また退職が連鎖する可能性だってあります。特に若手社員の退職は、会社にとってもデメリットです。人が余っている会社は、だれが辞めようと引き止めず、「人はいくらでもいる」というような態度を取れば、会社の魅力が半減し、また愛社精神がなくなり、自社製品への愛着もなくなっていきます。自分の会社の製品愛がないと、プロモーションも前向きになれず自社品の説明も説得力がありません。売り上げも上がらず、利益率も下がるため、社員の給料が減ってくというサイクルが回りだします。もしそんな会社であるならば、特に若い方は、早めに見切りをつけて転職すべきだと思います。ちなみに、もし私の息子が私の会社に就職したいと相談してくれば、「絶対にやめたほうがいい」と言います。

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