50代MR 自分の立ち位置を考える

退職まであと数年。この数年をどう生きるかがその後の人生を大きく左右する

特に50代は社畜にならないように意識しよう!

社畜をWikipediaで調べると、

社畜とは、「主に日本で、社員として勤めている会社に飼い慣らされ、自分の意思と良心を放棄し、サービス残業や転勤もいとわない奴隷と化した賃金労働者の状態を揶揄、あるいは自嘲する言葉である」と書かれていました。

50代にもなれば、ある程度、仕事もコントロールできます。

実は私も「社畜なんてなるわけがない!」と思っていました。

しかしながら、気が付けば社畜。

  • サービス残業当たり前。
  • 給料は激減。
  • 計画だけは急上昇。
  • 無理な計画を達成するため、老体に鞭を打って得意先訪問。

振り返ってみると、「俺って何してんだろ」

「何のために働いているんだろ」

「このままでいいのだろうか」

そんな思いが頭の中を駆け巡っていました。

 

過去の私

30、40代の時は、出世したいと思う気持ちが大きく、常に結果を出そうと必死でした。

早朝は特約店訪問、夜遅くまで得意先訪問、そして夜中に帰宅。

帰宅しても書類整理や資料を作成。

疲れている場合は朝早く起きて、出勤前に処理をする。

 

話は飛びますが、

子供がまだ小学校低学年の時ですが、休日に仕事していると、「お父さん、遊ぼうよ」とサッカーボールを持ちながら誘ってきました。

「お父さん、仕事しているので、あと1時間待ってくれる?」

仕事を終え、「さぁ、公園に行ってサッカーしよう」声をかけたところ無言。

実は、隣の部屋で、サッカーボールを持ちながら寝ていました。

その姿を見て、明日から子供と遊ぼう、時間を作ろうと反省するのです。

しかし、そんなことも忘れてしまい、また同じ繰り返しをしている自分がいました。

 

時は過ぎ、子供も小学生高学年。

何度とすれ違いを経験した反省から、今後は私から「キャッチボールしよう」と声をかけたところ、子供からは「友達と遊びに行くからいいよ」と寂しい返事。

子供がお父さんと一緒に遊んでくれる年代は思っていた以上に短く、すっかりタイミングを逃してしまいました。

 

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50歳になっても社畜

50歳ごろ、会社から研修を受けろと連絡が来ます。

その名も「キャリアデザイン研修」

その研修では、定年退職後の「お金」「仕事」「健康」「年金・保険」を考え、さらに、今までの職務や経験を振り返り、定年後の人生を豊かにするためのノウハウと学ぶ研修です。

特に、ライフワークバランスが重要と学びました。

しかし、その頃は、プレイングマネージャという立場。

上司と部下に挟まれて、仕事量も増え、精神的には疲弊していた時期です。

ほんと55歳までは、ほぼフルスロットル状態でした。

頭の中では、仕事は忙しいけど、プライベートも大事だとわかっています。

それにライフワークバランスも。

わかってはいるものの仕事に追い詰められ、心の余裕なんてありませんでした。

50歳から55歳までが一番忙しかったような気がします。

今振り返ってみると、55歳まで社畜だったような気がします。

この年代になって、わかること、また気付くことも多くあります。

みなさんはいかがですか?

 

 

55歳になって考えを大きく変更

55歳となり、役職定年。

そう。平社員になりました。

肩書がなくなり、給料も激減します。

ただ、いいところは、精神的苦痛から解放されたという点です。

 

担当の親しい先生に、役職定年後に平社員になったと話したところ、こんな話を聞きました。

通院しているある会社の役員の方が、肥満で糖尿病、高血圧、高脂血症、肝機能・腎機能障害や高尿酸血症などもあり、薬剤も8種類も服用していた患者さんです。

このままだったら80才までもたないんじゃないかなと思ったぐらいひどい状態だったようです。

その役員の方が、会社を退職したところ、検査値のほとんどが改善しており、びっくりしたと話してくれました。

おそらくストレスがなくなり、異常値だった検査値は、ほとんど改善していったとのことでした。

 

中には、家庭を犠牲にして、仕事の没頭する方もいます。

私の知人も「MRという仕事が好き」と言いながら土日に得意先を訪問していました。

まあ、人それぞれですが、いずれ迎える定年退職。

定年退職後は、どうするんでしょうか?

またバリバリ働くんでしょうか?

60才以上のおじさんを採用する企業は、そう多くはありません。

さらに言えば、健康であればの話です。

 

50才を過ぎれば、改めて自分の人生を見つめなおす時期だと思います。

例えば、

  • 与えれた仕事は必ず達成(本来の業務)
  • 上司や後輩をサポートする(仕事の集大成)
  • 書類整理が多い場合は、外勤せず内勤をして処理(精神的な負担軽減)
  • 家では仕事をしない(仕事とプライベートとの切り替え)
  • 土日は仕事をしない(仕事とプライベートとの切り替え)
  • 月に1,2回はサボる日を作る(気分転換)
  • 親しい友人を作る(退職後を踏まえ)
  • 趣味を持つ(退職後を踏まえ)
  • 自己啓発する(退職後を踏まえ)
  • 家族との会話を持つ(退職後を踏まえ)
  • 定年後のシミレーションをする(退職後を踏まえ)
  • 最後に、健康維持(一生にわたり重要)

これだけできれば、残りの会社人生、ストレスなく過ごせるだけでなく、60歳以降の人生も楽しめるんじゃないでしょうか?

 

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60歳以降、いきいきと生きるために

社畜になることが絶対いけないとは言いません。

ただ、会社だけが人生になることだけは避けてください。

少なくとも、人生の中に、仕事を置いてください。

会社に尽くすといっても、会社人生は35年から40年程度。

いずれ去る時がきます。

60才で定年退職したとしても、寿命までまだ25年前後あります。

そう、25年は長いです。

残りの人生を、いきいきと有意義に過すために準備をしていきましょう

 

いろんなやりたいこと、たくさんあるかもしれません。

やりたいことを実行するには、まず健康でないとできません。

「寿命までまだ●●年あるから大丈夫」という方がいますが、健康寿命を考えるべきです。

つまり、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」です。

旅行が趣味と言っても、健康でないと行けません。

健康寿命を見ると、男性は約73歳、女性は約75歳です(以下の表を参照)

65歳まで働き、その後は年金で生活すると想定すると

年金受給~健康寿命まで

  • 男性:8年
  • 女性:10年

たった8年、10年です。

この間、十分に楽しめ自信がありますか?

 


出典:「健康寿命の令和元年値について」厚生労働省

 

人生、思ったよりも短いものです。

65歳になって、

「さあ、なにしようかな」と何もできない人。

「さぁ、楽しむぞ」とすぐに行動できる人。

やはり後者がいいに決まっています。