私は、普段、スタットレスタイヤはベランダに置いています。タイヤ交換の際は、交換用のタイヤを台車に載せて駐車場まで運んでいます。この距離は50mほど。今まで使っていた台車は「トラスコ中山(TRUSCO) 樹脂台車 こまわり君」という小さめの台車で運んでいました。私の愛車はCX30ですが、CX30のタイヤはそれなりの大きさがあるため、この台車では長さが足りず、運んでいるうちにタイヤを台車から滑り落ちてしまうことがありました。とても4本のタイヤをまとめて運べず、固定ベルトで止めながら2本ずつ、慎重に運んでいました。もう少し大きめの台車がほしいと探していたところ、「TRUSCOカルティオ 折畳台車(MPK-720)」という商品を見つけました。調べてみると、とても評判が良く、運送業の人も使っているようです。さっそく購入して使ってみました。今回の内容はTRUSCOカルティオ 折畳台車(MPK-720)についてです。
【目次】
TRUSCO(トラスコ) カルティオ 折畳台車の特徴
- 丈夫で安定感あり
- 弾性をもつ車輪を使用
- 消音のキャスターがついている
- 紐かけ用の凹があり、荷崩れの防止が可能
- 均等荷重200㎏まで運搬可能
デメリットは?
-
重い
-
ストッパーなしモデルでは動いてしまう
購入後に感じたことですが、ストッパーは付いている方がよいと感じました。ちなみにストッパーは別途購入しましたので、使用感などを含めて別記事でアップします。
使用した感想
タイヤ運搬にも便利!
TRUSCOカルティオ 折畳台車を買う前に、「トラスコ中山(TRUSCO) 樹脂台車 こまわり君(長さ:60㎝)」を使ってしました。小さめの荷物を運搬するときなど、とても便利なのですが、タイヤを運搬するとなると小さく、運ぶときはどうしても不安定になります。「TRUSCOカルティオ 折畳台車(MPK-720)」は作りもしっかりしており安定感があります。ハンドルのガタ付きもないため、タイヤのような重い物を運んでも大丈夫です。
CX30のタイヤ交換についてですが、タイヤの外径が60㎝となるため、持ち運びする場合は、長さが60㎝以上の長さの台車が必要です。「TRUSCOカルティオ 折畳台車(MPK-720)」は長さが780㎝ありますが、ハンドル部分の長さを差し引かないといけませんので、実際に搭載が可能な長さは68㎝となり、CX30のタイヤ運搬は可能です。
弾性をもつ車輪と消音キャスター
車輪の特徴として、エラストマー樹脂(弾性・伸縮性を持つ素材)の車輪採用しており、タイヤ痕がつくのを軽減しています。また、消音設計のキャスターのため、走行音も静かです。
台車本体も軽量化と消音の工夫が!
台車本体は、リブ構造(補強するために直角に取り付ける部材)を露出することで軽量化しています。また、本体メッシュ天板となっており、車輪の騒音が上に抜けることで反響音が発生しにくい作りになっており、静かな走行可能です。私の部屋から駐車場まで50mほど離れていますが、とても静かに運ぶことができています。また、本体側面に凹があり、ロープで固定することもできます。荷崩れ防止にも役立ちますね!
収納性もよい
ハンドルを折りたたむと、立て置きがきます。収納状態にして測ってみると、高さが78㎝、横が50㎝、幅が28㎝でした。収納スペースも少なくて済み、大きさの割には収納性は良いと思います。
トラスコ中山(TRUSCO) 樹脂台車 こまわり君との比較
「こまわり君」は、コンパクトでしかも軽量。普段の荷物運びなどにはベストな台車です。引っ越しの際、段ボールなどをまとめて運ぶ際に役に立ちました。しかし、大きめのタイヤの運搬に不向きです。「こまわり君」の台車の長さは、ハンドル部分の長さを差し引くと、長さが52㎝しかありません。運搬していると、振動で徐々にタイヤが前方に移動して、台車の先がタイヤの内径(45㎝程度)に入り込んで落ちてしまいます(3枚目の画像を参照)。このため「こまわり君」でタイヤを運ぶ場合は、ホイール部分を下にして、慎重に運んでいました。その点、「TRUSCOカルティオ 折畳台車(MPK-720)」は長さがあるため、「こまわり君」のようにタイヤを落としてしまうことはなくなりました。
タイヤ4本まとめて運べる
「こまわり君」は、台車のタイヤが段差でもひっかかってしまい、運んでいるタイヤを落としてしまうことがありました。このため、2本台車の載せて、慎重に運んでいました。「TRUSCOカルティオ 折畳台車(MPK-720)」は車輪自体が大きく、タイヤ4本まとめて運ぶことが可能になりました。今まで「こまわり君」で何度かひかかっていた段差もなんなくクリアできています。
最後に感想
TRUSCOカルティオ 折畳台車(MPK-720)は買ってよかったと思える台車でした。坂道などで停めた場合、ストッパーがないと動いてしまうため、ストッパーの有り無しで悩むのであれば、最初からストッパー付きをおすすめします。ただ、もともとついているストッパーは樹脂製なので、乱暴に扱うと壊れてしまうなどのレビューもありました。オプションのストッパー(TRUSCO 樹脂台車 カルティオ 700サイズ用足踏みストッパー MPK700FB)は、金属製なのでとても丈夫ですが、本体とは別に購入する必要があり、その分、支払額も高くなってしまいます。いずれにしても「TRUSCOカルティオ 折畳台車(MPK-720)」買ってよかったと思える商品でした。
私の購入したものは旧型になります。2024年1月に新型が発売になっています。重さが旧型に比べて、従来モデルより1.6Kg (約20%)の軽量化されています。新型モデルのリンクもつけておきますので、購入の参考にしてしてください。
TRUSCO(トラスコ) 新型カルティオ台車(MPK-780-BK)