
私の愛車はCX-30(ガソリン2.0L/SKYACTIV G)です。デザインや走り心地が気に入っており、大切に乗っていますが、車を所有する以上避けられないのがバッテリー交換。もし出先で突然バッテリーが上がり、エンジンがかからなくなったら…と考えると不安になりますし、特に長距離ドライブでは大きな心配ごとになります。
そこで今回は、CX-30のバッテリー交換をディーラーでお願いした際に、実際にかかった費用を公開します。これから交換を検討している方の参考になれば幸いです。
バッテリー交換の目安は?|走行距離が少なくても寿命は縮む
私の場合、主に休日にドライブを楽しんでいます。実際に、1回目の車検(3年)時の走行距離は約18,000km。距離だけ見れば大丈夫そうですが、メーカーの公式HPを見てみると、
バッテリーの交換は2~3年が目安で、車検ごとの交換がおすすめ
と書かれています。
バッテリーの交換件数を調べてみると、使用期間2年を過ぎるころから交換件数が増え始め、3~4年目でピークを迎えるそうです。バッテリーは走行距離に関係なく、バッテリーは使わなくても少しずつ寿命が縮んでいきます。

CX-30(ガソリン2.0L/SKYACTIV G)のバッテリー
交換したバッテリーは、185Q-W2-G10(Q-85)です。このバッテリーは、マツダのアイドリングストップ(i-stop)車専用に開発された純正バッテリーです。
以下のような特徴があります。
●頻繁なエンジン停止・再始動に耐えられる高い耐久性と、効率よく充電できる急速充電性能がある。
●純正品でマツダ車に最適設計されているため、安心して使用できトラブルも少ない。
●アイドリングストップ機能はバッテリーに負担をかけるため、寿命は通常より短くなる傾向がある。
●マツダ車専用で他車種には使えず、交換時にはi-stop機能の初期学習が必要な場合があるため、ディーラーでの作業が推奨される。
●価格は高めである


CX-30のバッテリー交換|ディーラーと他の選択肢
バッテリー交換にはいろんな方法があります。例えば、
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ディーラーで交換する
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カー用品店やガソリンスタンドで交換する
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自分で交換する
それぞれ一長一短がありますが、
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ディーラーでの交換は、バッテリー交換後の車両設定のリセット作業を確実に行ってくれるため、最も安心できる方法です。費用は高くなりますが、故障リスクを避けたい方にはおすすめです。
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ディーラー以外での交換(カー用品店など)や自分で交換する方法は、費用を抑えられるメリットがあります。しかし、CX-30はバッテリー交換後にリセット作業が必須です。これを怠ると、車のシステムに不具合が生じる可能性があるので注意が必要です。
実際にディーラーでバッテリー交換してみた|当日の流れと時間
実際に、ディーラーでバッテリー交換をしてきた流れをお伝えします。車検後、6ヶ月点検のため、マツダディーラーを訪れました。
整備士さんから
「この前の車検でも提案させていただきましたが、そろそろバッテリーを交換した方がよさそうです。どうされますか?」
と提案されました。私自身もそろそろ交換かなと思っていましたので、すぐに「交換してください」と即答。作業時間は点検込みで1時間程度とのことでした。
ディーラーでの交換費用|いくらかかる?
さて気になる費用です。請求書を見るまでドキドキしていましたが、金額ををみると41,700円と書いていました。正直「高い!」と感じました。
それでも、
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車両設定のリセットを確実にしてくれる
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保証やトラブル対応がしっかりしている
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作業中に点検もしてもらえる
ネットでググってみると、「街の整備工場で交換したほうが安い」とか、「ネットで安く購入して、ディーラーに持ち込んだほうが安い」とか、「自分で購入して取り付けしても大丈夫」とか、いろんな情報がアップされています。実際はどうなのかわかりませんが、知識のある方であれば自分で取り付けることも可能ではないでしょうか。
まとめ|CX-30のバッテリー交換は計画的に
車は維持費がかかりますが、それ以上に大切な時間や思い出を運んでくれます。私のように走行距離が少なくても、バッテリーの寿命は確実に縮んでいきます。安心感を考えれば、ディーラーにお願いする方がベストだとは思いますが、人それぞれ考えやニーズががあるため、よく考えた上で判断していただければと思います。