冬の車中泊の寒さはかなり厳しく、長時間いると体の芯まで冷えてしまいます。そんなときに強い味方になってくれるのが、現地でお湯を用意できる電気ケトル。今回は、実際にポータブル電源を使って次の2つの電気ケトルを使用しました。
1.Focustar ポータブルケトル
2.セイワ 電気ケトル Z106
この2つを、長所と短所も含めて紹介します。
【目次】
1.Focustar ポータブルケトル
見た目は一般的な水筒とほぼ同じ大きさで、荷物が多いでもかさばりません。私はポータブル電源につないで使っていますが、300Wの消費電力となっており、100V環境なら約8分ほどで沸騰します。

水筒と同じ大きさ。350mlタイプです。

本体には、持ち手がついています。

口を直接つけて飲むこともできます。
できることが多いのが魅力
お湯を沸かして
・コーヒーを入れる
・カップスープを作る
・カップ麺を食べる など。
用途はたくさん。ゆっくり飲みたいときにも便利です。加熱中は青いランプが点灯し、設定温度になると消える仕組みで状態が分かりやすいのも安心ポイントですね。沸騰後は自動で電源がオフになる機能も付いています。外側は三重構造で、沸かした直後でも手で触れないほど熱くならないのも嬉しいところです。
実際に沸かしてみた
水の量はMAX(350mL)まで入れてテストしました。

ポータブル電源を使ってお湯を沸かしてみました

加熱中は青いランプが点灯

お湯が沸けました。

今回のテストではお湯が沸くまで、9分程度かかりました
気になる点
持ち運びやすい本体のサイズ感は気に入っていますが、ケーブルが短くて太いため、少し扱いづらく感じる場面もあります。しかし、実用上の大きな支障はなく、許容できる範囲内です。
密閉性が高く、電源を抜いた後も一般的なボトルより高い保温・保冷力を発揮してくれますが、電源なしでの保温力は専用の真空魔法瓶には及ばないので、「基本は通電して温度を保つ」という使い方がメインになりそうです。

まとめ
Focustarのポータブルケトルは、350mlのコンパクトサイズで持ち運びに便利です。三重構造と高い密閉性により、電源を切った後も保温が可能で、飲み口付きのため直接飲むこともできます。車中泊やキャンプなどの外出時に重宝するアイテムです。
2.セイワ 電気ケトル Z106
次はセイワの電気ケトル Z106です。車載専用(DC12V)で人気のモデルです。私は車のシガーソケットや、ポータブル電源のシガーソケット端子につないで使っています。シリコン製のボトル部分は折りたたみ式で、使わないときはコンパクトに収納可能。本体下のパーツを外せばコップとして使えるのも、荷物を減らしたい車中泊などでは面白い工夫だと感じます。

折りたたむことができます。

伸ばしたところ。最大500ml入ります。

本体下のボトル部分を外せばコップとして使えます。

温度表示ディスプレイ用に、別売りの単4電池が2本必要。

電源端子に電源プラグを取り付けます。

ポータブル電源のシガーソケットに差し込むと、赤いライトが点灯します。
温度を選べるのが便利
加熱は50℃と95℃の2モード。ちょっと温かい飲み物がほしいときは50℃、しっかり熱いお湯がほしいときは95℃と使い分けできます。加熱中はLEDリングが点滅し、完了すると消灯するので状態も分かりやすいです。
カタログ上は
・常温 → 50℃ 約8分
・常温 → 95℃ 約35分
とありますが、冬は外気温が低いため、もう少し時間がかかる印象です。

50℃に設定。

もう一度ボタンを押すと、95℃にも設定できます。
実際に沸かしてみた
水の量はMAX(500mL)まで入れてテストしました。

消費電力は100W

お湯が沸く(95℃)まで約37分かかりました。

加熱中にLEDリングが点滅。加熱が終了するとLEDリングは消灯します。
気になる点
使っていて感じたのは、
- お湯が沸くまだ時間がかかる
- 単4電池が2本必要(別売)
- 折りたたみ部分がやわらかく、安定性は少し弱め
このあたりは少し気になるところです。

じゃばらの部分はやわらかく、安定性はよくありません。
まとめ
セイワの「Z106」は、シリコン製の折りたたみ構造が特徴で、車内などの限られたスペースでもコンパクトに収納でき、持ち運びに便利です。加熱に少し時間がかかり、折りたたみ部分にやや不安定さはあるものの、車中泊やソロキャンプでLEDリングの点滅を眺めながら過ごすのにぴったりのアイテムです。
まとめ
冬の車中泊は、とにかく寒さとの戦いです。どれだけ着込んでいても、長時間外にいると体は少しずつ冷えていきます。そんな中で温かい飲み物があるだけで、体だけでなく気持ちまでふっと楽になります。
今回紹介した電気ケトルがあれば、冷え切った体を内側からしっかり温めることができます。温かい飲み物でホッとひと息つけるだけでも、体の芯から回復していく感じがあります。
万全の防寒対策に加えて、こうした「温める工夫」を取り入れることで、真冬でも安心感は大きく変わります。しっかり準備を整えて、アウトドアを思いきり楽しんでください!!
