何歳になっても学びことって大切だと、内心ではわかっていますが、実際に行動できる人は多くはいません。
しかし、実際に定年後に大学に進学したり、弁護士資格を取った方もいます。
その固い決意と行動力には、ほんと感心してしまいます。
考えてみますと、年齢が上がれば上がるほど、変化を嫌う傾向があるように思います。
平日は、いつものように会社に通勤し、いつものように仕事をして帰宅。
休日は、することがなく、たまに奥さんの買い物に付き合う程度。
暇だからと言って、1日中、テレビを見たり、パチンコに行ったり。
心では、「このままでいいのかな」と思っていながら何もしません。
私の会社でも暇を持て余して、朝から晩までパチンコに行ってる同僚がいます。
パチンコは悪いとは言っていません。
ただ、「暇=パチンコ」という方程式ではあまりにも時間がもったいないと思えるのです。
「時間は有限」
そう、時間は有限だからこそ、1日1日を大切に生きる必要があります。
惰性で時間を使わないためにも、以下の2点は意識してみるのはいかがでしょうか?
- 勉強する
- 人に会う
決して惰性的な生き方にならないようにするためにも。
【目次】
何歳になっても学びは大切
どこの情報ソースか忘れてしまいましたが、自己啓発行っているかどうかのアンケートの結果では、
- 自己啓発を行っている人:約20%
- 行いたいと思っている人:約35%
- 行っていない人:約35%
興味深いのは、自己啓発を行いたいと思っている割合が35%もあったことです。
自己啓発をしたいけど、できない理由があるわけです。
それは、時間確保が難しいのか、仕事で疲れているのか、最初の一歩が踏み出せないか・・。
しかし、自己啓発に前向きな人は、どんな忙しくても、どんな状況の中でも時間と見つけてやっています。
固い決意さえあれば、工夫が生まれてくるものです。
では、何を勉強すればいいのでしょうか?
- 本を読む
- YouTubeで勉強する
- 講演会に参加する
- 資格を取る
- 人と交流する などなど
勉強の種類や方法は人それぞれですが、勉強することで新たな学びが得られます。
そんなこと知っているよと言われそうですが。
例えば年金です。
日本の年金は申請主義です。
ねんきん定期便などで連絡はあるものの、自動で支給されるわけではありません。
申請しないともらえません。
もし申請せず、5年を経過するともらえる権利が消滅してしまいます。
将来、どれくらいもらえるかわかれば、その年金をベースに人生設計ができます。
また生命保険も同様です。
亡くなっても、自動的に死亡保険金が振り込まれるわけではありません。
生命保険の請求は、相続が開始した日から 3年 を経過すると時効となります。
お金に関する知識があれば、お金の面で損をする事態を避けられるという利点があります。
ここで言いたいことは、どんな勉強でも、知識は自分の人生の肥やしになると思うんです。
昨日よりも今日、今日もよりも明日。
学びを通じて、日々、成長していくことが大切だと思います。
人との出会いが人生を豊かになる
退職後もプライベートで付き合える人ってどれくらいいますか?
それは同僚ですか?先輩ですか?後輩ですか?
私の場合、退職しても付き合っていきたい社内の人は決して多くはいません。
会社という組織の中で、ある意味、義務で付き合っていることが多いです。
中には、うわべだけで付き合う人や、相手を利用したり、自分の利益があれば近づいてくる人もいます。
ほんといろんな人がいます(私を含めてですが)
1日の1/3は会社の中で仕事をしています。
会社に長くいると、「社内の常識」ができあがっていきます。
それは、長年培った企業文化であり、素晴らしいことでもあります。
しかしながら企業文化が悪い方向に進むこともあります。
不正や不祥事、粉飾決算などです。
そのような会社は社会からの信頼がなくなり、いずれ淘汰される運命となります。
「日本の常識は世界の非常識」と言われるように、もしかしたら、社内の常識は、世の中の非常識になっていることもあります。
世の中を知る意味でも、会社での「縦の人間関係」とともに、会社以外の「横の人間関係」も築いていきたいものです。
私のおすすめは、会社以外の仲間、コミュニティを持つことです。
例えば、
- 趣味の仲間を作る
- ボランティアをする
- 異業種交流会に参加する
- 同窓会があれば参加
他業種の方と話をしているとほんと勉強になります。
ブロガーAさんから学べること
私もいろんな仲間がいますが、例えばブログを通じて知り合ったブログ仲間のAさん。
もともと会社員でありましたが、人間関係に疲れ、30歳までに辞めると決断。
収入源を得るために、会社で働きながら副業(ブログ)を開始。
1年間、無収入。
しかしながら、1年目から軌道に乗り、1万→5万→20万と収益アップ。
30万円に到達したため、生活ができると判断し、退職。
ブログのみで生計を立てることに。
その後、さらに収益が増え、会社を立ち上げ独立。
現在、年収1000万越えとなっています。
そのAさんとよく話をするのですが、ブロブは以下の点で勉強になるとのこと。
- IT知識の習得
- マーケティング力が付く
- ライティング力が付く
- 戦略立案力が付く
- 勉強(知識習得)
- たくさんの仲間できる(←これが一番とのこと)
仲間がたくさんできると、人間の幅が一気に広がったと言っていました。
悩んだら「この件は●●さんに聞けばいいかな」と、連絡を取るようです。
相手は、専門なので、問題をあっという間に解決できます。
考えてみると、自分の1人の知識では限界があります。
聞きたいことがあれば、その分野を極めている人に聞くことが一番の早道です。
「仲間が多いほど、人間の幅が広がり、人生が豊かになる可能性は大きい」
これは間違いないことです。
「テイク」よりも「ギブ」を心掛けているよう
先ほど、話をしたブロガーのAさん。
Aさんなりに心がけていることがありました。
それは「ギブ・アンド・テイク」です。
社内でも社外でも、基本的に人間関係はギブ・アンド・テイクで成り立っています。
残念なことに、テイクばかりしようとする人がいます。
そう、テイカーと呼ばれる人です。
ちなみにテイカーとは、ギブ・アンド・テイクの中でも、テイクばかりする人のことです。
つまり、もらってばかりで与えない人のことですね。
逆に与えてばかりする人のことを「ギバー」というようです。
私の会社でもテイカーはいます。
テイカーの特徴として、
- やってもらって当たり前
- ありがとうが言えない
- 自分はギブはしない
テイカーのような人は、とほとんどの場合、孤立しいきます。
そう言えば、尊敬する上司に、「相手に求める前に、まず自分から与えなさい」と言われたことがありました。
確かにそれは言えますね。
家族においては、どちらかというとギブが多くなるのではないでしょうか。
経験的に、ものごとをうまくいかせようと考えた場合、多少損を覚悟しても、長い目で見れば、ギブする方が良い方向に向かう場合が多い気がします。
Aさんも同様に、「ギブ」を心掛けているようです。
ちなみに、Aさんは私よりも25歳ほど年下の方で、尊敬している仲間の1人です。
私は今年で56歳。
Aさんから学ぶことも多いです。