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痔の日帰り手術に行ってきたリアル体験談

先日、痔の治療を受けてきました。
以前から患っているのは自覚していたのですが、そのままにしていたところ、だんだんと症状が悪化してしまいました。痛みや出血もあり、ついには普段の生活にも支障が出るほどに。さすがにもう我慢の限界だと感じて、意を決して病院へ行くことにしました。今回は、そんな私が実際に「痔の日帰り手術を受けてきた体験談」をお話ししようと思います。

病院選びと診断

本当は早期退職して時間に余裕があったときに病院へ行っておけばよかったのですが、つい面倒で後回しにしてしまいました。気がつけば再就職したばかりのタイミングになっていて、長期で仕事を休むわけにもいかず……。そこで、なるべく日帰りで手術が受けられる病院を探すことにしました。いろいろ調べて口コミを比べた結果、ここなら信頼できそうだと思えるところを見つけ、ようやく受診を決意。迷わず予約を入れました。

実際に診てもらったところ、「脱出性の内痔核」で、保存的な治療では改善が見込めない状態だそうです。先生からは、注射で治療するALTA療法(ジオン注)と切除手術を組み合わせる方法を提案されました。説明もとても丁寧で、こちらの質問にもきちんと答えてくださったので、不安もだいぶ和らぎ、その場で手術を受けることを決めました。

手術当日

手術当日は専用の手術着に着替え、まずは浣腸をして腸の中をきれいにしてから手術室へ向かいます。鎮静剤を投与されたので、気がついたときにはもう手術は終わっていました。所要時間はだいたい20分くらいだったそうです。今回は脊椎麻酔もしていたので、術後しばらくは足に感覚が戻らず、ベッドで横になって安静にしていました。

少しずつ感覚が戻ってきたところで、看護師さんにサポートしてもらいながらゆっくりと立ち上がり、最後に術後の診察を受けます。その後は薬局で処方薬を受け取り、タクシーで自宅まで帰りました。

術後の経過と痛み

処方された薬は、カロナールやロキソニン、セルベックス、メイアクト、そして痛みが強いとき用にボルタレンが出ていました。麻酔の効果が切れてくると、徐々に痛みが出てきましたが、痛みはそれほど強くはなく、ボルタレンを使用したのは手術当日の夜だけでした。翌日からはだいぶ落ち着き、薬の効果もあり3日目にはほとんど痛みを感じないほどに回復しました。

手術後の排便

手術翌日の診察のときに便を柔らかくするための酸化マグネシウム、痔の手術後の痛みや腫れを抑えるヒドロコルチゾン・フラジオマイシン配合軟膏が出ていました。酸化マグネシウムを服用し、しばらくすると排便がありました。最初の排便のときは多少の痛みはあったものの、便が柔らかかったおかげで思っていたよりスムーズに排便することができました。これがもし硬い便だったら、いきまなければならず、かなりつらかっただろうなと思います。

翌日〜仕事復帰まで

翌日も経過を診てもらうために病院へ行きました。先生からは「順調ですよ」と言われて、少しホッとしました。帰宅してシャワーを浴びたときに、ようやく気持ち的にも落ち着いた気がします。手術から3日目には職場に復帰しましたが、固いイスに座るときは、無意識のうちに片方のお尻を浮かせるような体勢になってしまいました(笑)

手術を終えて感じたこと

今はとにかく「長年の違和感から解放された」という安心感が大きいです。先生や看護師さんもとても親切で、精神的にも本当に救われました。何より、手術中の痛みはほとんどなく、鎮静剤と脊椎麻酔がしっかり効いていたので、気がついたときにはすべて終わっていました。術後も強い痛みはなく、薬でしっかりコントロールできたので思っていたより負担は少なかったです。仕事を長く休むのが難しい中で、日帰り手術という選択肢があったおかげで、ようやく治療に踏み切ることができました。正直なところ、もっと早く病院に相談していればよかったなと感じています。

まとめ

・肛門に違和感を覚えたら放置せず、早めの受診を
・出血や脱出が続くなら、内痔核の可能性あり
・日帰り手術という選択肢もある
・手術は思ったほど怖くない
・術後の痛みはあるが、薬でコントロール可能
・何より「もう悩まなくていい」という安心感は大きい

痔のことで悩んでいる人がこの体験談を読んで、少しでも前向きになってもらえたらうれしい。