みなさん、こんにちは。冬の車中泊、憧れますよね。でも、実際に体験してみると、想像以上の寒さに驚かされることがあります。
「寝袋があれば大丈夫」
私もそう思っていました。しかし、現実は厳しく、時間が経つにつれて車内温度はどんどん低下。まるで冷蔵庫の中にいるようで、寒くてなかなか寝付けません。車は鉄製で、窓ガラスは冷気を伝えやすく、小さな隙間から冷たい風が吹き込んできます。真冬の車中泊は、生半可な気持ちで挑むと痛い目に遭うかもしれません。そこで今回、快適な車中泊を実現するために、「寝袋用電熱マット」というアイテムを購入しました。この商品は、寝袋の中に敷いて使うことで、体を暖めてくれる優れものです。
【目次】
商品紹介
今回購入した寝袋用電熱マットのスペックは以下の通りです。
- サイズ:196×63cm
- 重量:680g
- 付属品:専用収納袋
- ヒーター配置:肩部×2、腰部×1、足元×2
- 温度調整:3段階
- 表面:ポリエステル起毛素材
- 裏面:滑り止め付き
- 用途:寝袋用電熱パット、ホットカーペット、足元ヒーターなど
温度は、赤(高温)、青(中温)、緑(低温)の3段階で調整できます。標準規格の10000mAhモバイルバッテリーを使用した場合の連続使用時間は以下の通りです。
- 高温:約50-55℃、約5-6時間
- 中温:約45-50℃、約6-7時間
- 低温:約40-45℃、約7-8時間
メリットとデメリット
この商品のメリットとデメリットをまとめました。
メリット
- お手頃価格
- そこそこ暖かい
- 3段階の温度調整
- USBモバイルバッテリー対応
- 肌触りの良い生地
- 毛布としても使える
- 滑り止め加工
- コンパクト収納
デメリット
- 温かさは電気毛布に劣る
- 温度調整ボタンが小さく押しづらい
- 温度調整ボタンが見にくい
- モバイルバッテリーによっては一晩もたない
- 耐久性は不明
大きさは196㎝×63㎝。寝袋にはちょうどいい大きさ
柔らかい生地で肌触りが良い
マットの裏側は滑り止め加工がされています
マットの横にモバイルバッテリーは入れる収納ポケットがあります
開けるとこんな感じ
収納ポケットの中には長めのコードが入っています。
収納袋
寝袋用電熱マットを入れる収納袋です。収納袋の大きさは32㎝ ×16㎝×16㎝。とてもコンパクトに収納できます。軽くて薄いため、小さく丸めることができます。
実際に使用してみた感想
20時の車内温度:2℃(外気温は氷点下)
26800mAhのモバイルバッテリーを使用し、まずは「低温」に設定して使用開始。しかし、途中で寒くて目が覚めてしまいました。「低温」では暖かさを感じることができませんでした。次に「高温」に設定して寝ることに。しばらくすると、かすかに暖かさを感じることができ、朝までぐっすり眠ることができました。
温度調整の時間は以下の通りです。
- 20時~0時(4時間):低温
- 0時~8時(8時間):高温
朝8時頃にモバイルバッテリーの残量を確認すると「0」になっていました。
その他
- 寒さ対策として、レジャーシートや極厚マット、敷マットを準備しました。
- 寝袋の中に電熱マットを入れました。
- 温度調整ボタンは少し押しにくいと感じました。
- モバイルバッテリーによっては、収納ポケットに入らない場合があります。
寒さ対策として、レジャーシートや極厚マット、敷マットを準備。
寝袋の中に「電熱マット」を入れました
温度調整ボタン。少し押しにくいかも。
モバイルバッテリーにて給電
収納ポケットをあけて
モバイルバッテリーを入れます。
あれれ、モバイルバッテリーが大きくて入りませんでした(泣)
朝起きてバッテリー残量を確認すると「0%」

まとめ
今回のレビューでは、「高温モード」であれば、それなりに暖かく、快適に眠ることができました。ただし、車内温度や寝袋の種類、モバイルバッテリーの性能などによって評価は大きく変わると思います。「高温モード」は消費電力が大きいため、一晩中電熱マットに給電するためには、大容量のモバイルバッテリーを用意することをおすすめします。真冬の車中泊は寒さ対策が必須です。寝袋用電熱マットは、その一つの選択肢として有効だと思います。
寝袋用電熱マットは、真冬の車中泊を快適にするための便利なアイテムです。しかし、過信は禁物です。寒さ対策は万全に行い、安全な車中泊を楽しみましょう。今回の記事が、皆様の車中泊準備のお役に立てれば幸いです。