最近読んだ本で面白った本を紹介します。その本は、『いいひと戦略 超情報化社会におけるサバイバル術』岡田斗司夫(著)です。中田敦彦さんのYouTube大学でも取り上げられていました。また読者レビューを見ると高評価!そんなに面白い本なの?と思いつつ、注文ボタンをポチリ!さっそく読んでみました。結論を先に。なかなか面白い内容てした。
読んだ感想
ざっくり言うと、「世の中を上手に生き抜くために戦略的にいい人になろう!」そんな内容です。まさに、今の時代を生き抜くための生存戦略を提案してくれています。「いいひと」は人としての評価がいずれ仕事を生んでくれると書かれています。もちろん全てに当てはまるわけではありませんが、このような考えは、知っておいて損はないかなって思いました。いい人になるのは、まず嫌な人にはならないことです。
<嫌な人の特徴>
- 欠点を探す
- 改善点を見つけて提案する
- 陰でいう
- 悪口で盛り上がる
- 悲観的・否定的になる
- 面白い人、頭の良い人、気の合う人だけで集まる
あちゃ~、いくつか当てはまってる~。知らず知らずのうちに「嫌な人」になっているかもしれません💦 気をつけないと。次に、いい人戦略を実行します。
<いい人になる>
- 助走:フォローする
- 離陸:共感する
- 上昇:褒める
- 巡航:手伝う、助ける、応援する
- 再加速:教える
- 軌道到達:マネー経済から抜け出す
意識すればできそうですが、それなりの努力が必要ですね。褒めない。一人が好き。人に興味がない。自己中心である。そんな人にとって、いい人戦略は苦痛かもしれませんね。会社にいると、一緒に仕事をしていて不快になる人もいれば、居心地のよい人もいます。その違いは?理由はたくさんあると思いますが、一言で表現すれば「いい人」と言えるんじゃないでしょうか。私の会社のAさん、根っからいい人です。明るく、世話好きで、他人の悪口なんて言いません。批判的なことは一切言わず、とにかくほめる。損得勘定なんてこれっぽっちもないような人です。(もしかしたら、「いい人戦略」を実行してたり?)
私の会社のAさんのように、根っからいい人はいます(おそらくごく少数)。ここでいう「いい人」とは、本当はいい人ではなくても、あえていい人を演じる。いい人を演じることによって自分の評価を上げていこう!というものです。何をもっていい人なのか、いい人でないのか、判断するのは難しいのですが、少なくとも、先に述べた「嫌な人」のいくつかの項目に当てはまる人はいい人を演じることによって、さらに評価を上げることができるはずです。
情報化社会となった今、情報はSNS等で簡単に広がるようになりました。例えば食べログやfacebook、YouTubeなどにより、あっという間に情報が共有されます。私はよくネットショッピングしますが、商品レビューなどを参考に購入しています。評価がよければ、その商品を購入しますが、評価が悪ければ買いません。また、フォロワーが多ければ多いほど、影響力があるとも言えます。「いい人」というイメージを持ってもらい、評価を上げることが大事!大事なのですが、さすがに実力がないと・・。たとえ、「いい人」でも実力がなければ、評価を下げることにもつながります。個人としての能力を上げる努力も必要ですね。