
「世界の亀山モデル」で一世を風靡したシャープが、またもや早期退職募集を開始しました。今回の募集は、55歳以上の社員を対象としており、大きな話題となっています。私自身も57歳であり、他人事ではありません。
【目次】
シャープの業績|2023年の黒字化は達成できるのか?
2022年度の決算を見ると、売上高は2兆5,481億円(+2.1%)と微増ながら、営業利益は-257億円、経常利益が-304億円、最終利益は-2,608億円と大幅な赤字となっています。2023年度の連結業績予想では、売上高は前年比+0.5%の2兆5600億円、営業利益は400億円、経常利益は390億円、当期純利益は100億円と黒字転換を見込んでいます。社長も「2023年の黒字化は固く達成していきたい」と発言しており、構造改革がさらに加速していくことが予想されます。どうなるんだ、シャープ!!
早期退職の内容|対象は55歳以上の社員
今回の早期退職募集の内容は以下の通りです。
- 募集範囲:55歳以上の一部管理職、55歳以上かつ勤続10年以上の一般社員、60歳以上の再雇用社員
- 割増退職金:管理職は給与6ヶ月分、一般社員は最大12ヶ月分、再雇用社員は特別慰労金で最大給与12週分
シャープは、今回の募集について「人員削減が目的ではなく、社員の次のステップを支援するため」「自律的なキャリア形成を支援する福利厚生」と説明しています。しかし、実際には人員削減を目的としている可能性も否定できません。また、過去には「退職勧奨マニュアル」のようなものが存在したという情報もあり、今回の募集が名ばかりのものでないことを願うばかりです。
退職割増金が少ない?
早期退職に応じるかどうかを判断する上で、退職割増金の額は重要な要素の一つです。シャープの割増退職金は、管理職で給与6ヶ月分、一般社員で最大12ヶ月分となっています。これに対し、パナソニックの早期退職では、上限4000万円の割増退職金が支払われたという情報があります。もちろん、会社の規模や業績によって条件は異なりますが、シャープの割増退職金は決して多いとは言えないかもしれません。

もし自分の会社が早期退職募集したら?まずは準備を
もし自分の会社が早期退職募集を開始したら、まずは落ち着いて準備をすることが大切です。具体的には、以下の点について考えてみましょう。
- 自分のスキルや経験が市場でどの程度評価されるか
- 再就職先でどのような仕事がしたいか
- 退職後の生活設計
これらの情報を踏まえ、早期退職に応じるかどうかを慎重に判断する必要があります。安易に割増退職金に目がくらんで退職してしまうのは危険です。後悔しないためにも、しっかりと準備をしてから決断しましょう。
最後に|シャープの今後に期待
早期退職は、社員にとって大きな転機となる可能性があります。しかし、会社にとっては、人件費削減や組織の活性化につながる手段でもあります。シャープが今回の募集を機に、より強固な企業へと成長することを期待したいと思います。そして、社員一人ひとりが、自身のキャリアプランをしっかりと描き、後悔のない選択をできることを願っています。
シャープは、1912年に創業した歴史のある大企業。たくさんの人から愛され、そして社員からも評価された素晴らしい企業になってもらいたいです。そしていつか「世界のシャープ」と言われる日が来てほしいと心からそう思います。このブログが、シャープの早期退職募集について知りたい方、また今後のキャリアプランを考えている方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
