もぐもぐくんの雑記ブログ〜人生後半に向けて〜

時間は有限、可能性は無限。今すぐ行動しよう!

 当サイトはアフィリエイト広告を使用しています

2023年8月のアステラス製薬の早期退職募集から思うこと

 

 

 

製薬会社のリストラは加速しています。

2023年8月1日、アステラス製薬が早期退職募集の発表がありました。

あれ?前に早期退職募集やってなかったっけ?

調べてみるとありました。

アステラス製薬は、2021年6月に約450人の早期退職募集しています。

この時、予定数よりも200名も多い650名が応募。

うち、営業社員が(MR)500名だったとか。

MR500名ってすごい人数ですね。

 

そして、今回の早期退職募集。

アステラスは、2023年8月1日に約500人の早期退職募集を発表。

確か、アステラスって、業績はよかったはず。

なのにリストラ?

MR不要論が叫ばれている中、製薬各社はこぞってMRのリストラを断行しています。

今回は、製薬会社のリストラについてのつぶやきです。

 

 

【目次】

 

アステラスの2022年度業績

アステラス製薬は順調に成長しています。

売上収益も1兆5千億(対前期増減率は+17.2%)

 

アステラスの決算発表資料を見てみると、

重点品の売上(対前期増減額)

  • イクスタンジ(前立腺がん治療剤):6,611億円(+1,268億円)
  • パドセブ(尿路上皮がん治療剤)・・444億円(+227億円)
  • ゾスパタ(急性骨髄性白血病治療剤)・・125億円(+125億円)
  • エベレンゾ(腎性貧血治療剤)・・32億円(+6億円)

イクスタンジ1製剤で6611億円!

すごい!

 

ピーク時の売上予想では、イクスタンジは7,000億以上とのことです。

以下の製品がピーク時の売上予想となっています。

  • イクスタンジ:7,000億円以上
  • VEOZAH:3,000-5,000億円
  • パドセブ:3,000-4,000億円
  • ドスパタ:1,000-2,000億円
  • ゾルベツキシマブ:1,000-2,000億円

 

 

しかし、予想の反して、減損損失を計上した製品があります。

その製品とは、腎性貧血治療剤の「エベレンゾ」

販売不振のため2023年3月期決算に約580億円の減損損失を計上しています。

エベレンゾは、専門医からも期待されていたんですが、ダルベポエチンアルファの牙城を崩すことができなかったようです。

 

 

症例を見据え、新薬開発が欠かせない

イクスタンジのような大型製品があるとはいえ、数年後には特許切れも控えており、許切れをカバーするためにも、新薬開発は欠かせない状況です。

そうはいっても、新薬開発は数百億円から数千億円という莫大な研究開発費が必要ですので、そう簡単なことではありません。

製薬会社って、まさにハイリスク・ハイリターンの業界なんですよね。

アステラス製薬の今後の動向に注目です。

 

 

企業体質改善が急務?

そんなアステラス製薬ですが、これから訪れる未来を見据えた対策を打っている途中と言えます。

「お金がある今のうちに、人員整理しよう」

特にMR数の多い製薬会社は、MRの給料よりも、MR活動から得られた利益の方が少なければ、早く切りたいと思うのは、自然なことかもしれません。

人はコストとして考えれば、MRの大半を契約社員する考えもあります。

MRが必要な時は、コントラクトMRを雇い、必要でなくなれば契約を終了。

まるで使い捨て。

そんな雇用形態はなんだか悲しすぎます(泣)

 

長く勤めてきた会社には「愛社精神」というものがありました。

(愛社精神という言葉自体、もう死語かもしれませんが)

ドライな会社では、

「愛社精神なんて持たなくてもいいから、与えられたミッションを完遂しろ」

MRであれば、

「愛車精神なんて必要ないから、まず薬を売れ」

そんな声が聞こえてきそうです。

 

松下幸之助は、

「人材こそが最大の財産である」.

「企業は人なり」

松下幸之助が生きていたら、どういう経営をしていたんでのしょうか。

 

 

アステラスの早期退職募集は500人を想定

今回の早期退職募集については、

  • 募集人数は500名
  • 対象は勤続満5年以上の社員(24年3月時点)
  • 割増退職金を準備
  • 特別転進支援制度を導入

 

割増退職金がもらえる点はメリットが大きいものです。

それに転職支援もあれば、次のキャリアを踏み出せるきっかけにもなります。

過去に私の会社でも早期退職募集を実施しました。

優秀な社員や豊富な経験を持った人材が流出しました。

一方、上司の繰り返す面談で疲弊し、精神的に追い込まれ、会社への不信感が増大。

社内の雰囲気は悪くなりました。

やはり強引な退職勧奨はデメリットが多いもの。

対象者には丁重かつ十分な説明が必要です。

 

製薬会社の今後の動き

今回はアステラス製薬の早期退職募集の内容でしたが、このリストラの動きは、アステラス製薬だけの問題ではありません。

ここ、数年の間にリストラをすすめているアステラス製薬たけではなく、武田薬品、塩野義製薬、中外製薬など、製薬大手もリストラを加速しています。

今後、製薬会社は本格的に組織体制を変革(リストラ)が始まる可能性が高いと思われます。

 

MRは冬の時代。

現場を回っていて、そう感じます。

50歳以上のMRはリストラのターゲットになりやすく、次のステップを考えた行動が重要になります。

選択肢は多くはありませんが、新しいスキルを身につける、資格を取る、人脈を広げるなど、早期退職後のキャリアを考えて行動してきましょう!

 

 

mogumogukun.com