50代MR 自分の立ち位置を考える

退職まであと数年。この数年をどう生きるかがその後の人生を大きく左右する

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役職定年(降格)で年収が激減しても、考えて方ひとつでモチベーションは維持できる!

 

 

「役職定年」とは、

定年の前に、ある年齢に達したことなどを理由により役職から外れること。

ある年齢とは?

おそらく55歳前後ではないでしょうか?

 

私の会社のことで恐縮ですが、今年の4月から役職(所長)が外れる方がいます。

周りから見てもわかるぐらい、まったくヤル気がありません。

仕事も流している感じありありです。

まぁ、気持ちはわからないでもないのですが、やる気なさが態度に出ており、そんな所長の下で働いている部下の方がかわいそうになります。

 

役職定年や降格人事となった場合、給料は下がりるだけではなく、権限も縮小され、周りの人も見る目が変わってきます。

会社の環境が大きく変わり、希望していない部署への異動だってあるかもしれません。

そんな環境変化の中で、モチベーションが下がるのは当然だと思います。

55歳で役職定年となれば、60歳の退職まで5年。

この5年をどう過ごすかで、その後の人生が大きく変わります。

では、どのように考え、どう過ごしていけばいいのでしょうか。

 

 

 

立場が人を変える

上司と部下の関係は、評価する側と評価される側。

部下は上司の評価が悪ければ、出世も遅れます。

さらに、上司は人事権も持っています。

「評価」と「人事」

上司が持っているこの2つの武器は超強力です。

頭のキレる強者?は、この武器を有効に使います。

 

「所長になって、変わったよな」

「昔はあんな人ではなかったのに」

「出世すると、人が変わるんだよな」

「会社からプレッシャーかけられているから仕方がないよ」

 

よくある会話です。

偉くなればなるほど、会社から求められるものも多くなります。

いくら偉くなっても、一人では仕事ができません。

部下を通して目標を達成する必要があります。

時には言いたくないことも言わないといけません。

指示通りに動かない部下、反発ばかりする部下。

そんな部下をみて、「マジでむかつく!」と思うこともあるはず。

そりゃ、上の述べた2つの武器を使いたくもなります(( ノД`)

 

立場は人を変えます。 

立場が人を変えるのです。

は~、怖い、怖い。

ただ、役職定年すれば、その重圧から解放されます。

「やっと自分らしく仕事ができる!」と叫びたくもなりますよね。

ただ、それを引き換えに失うものも多くあります。

 


役職定年はモチベーションが低下する

役職定年になれば、給料が下がります。

給料明細を見て、まずショックを受けます。

「うわっ、ここまで下がるのか・・」

さらに権限もなくなり、年下上司の指示で動くことになります。

低評価をつけていた元部下が、今度は上司?

そんなこともあり得ます。

ほんと何があるかわかりません。

それがまた人生なのですが。

 

<役職定年後のモチベーション低下の理由>

  • 給料分が激減する
  • 権限がなくなる
  • 情報が入ってこない
  • 周りの目が変わる
  • 平社員として新しい職場に赴任する
  • 慣れない仕事に不安やストレスが増加する
  • 年下上司の指示で動く
  • 年下上司に評価される  など。

 

私も過去、降格になったことがあります。

会社の人事システムが変わり、管理職大幅に縮小。

その流れの中で降格になりました。

(もちろん私の実力不足が原因です)

その時はさすがに落ち込みました。

元上司から一言、「モチベーション落とさず頑張ってくれ」と。

「はっ?何言ってんのこの人。さっさと俺の前から消えてくれ」←心の声です

いつまでも落ち込んでいても状況は変わりません。

そう、自分が変わるしかないのです。

 

 

 

役職定年後のモチベーションを維持する

●現状を受け入れる

まず、現状を受け入れることです。

もう管理職でないと自覚することです。

これが第一歩。

過去の栄光にとらわれてはいけません。

異動初日には、笑顔で挨拶を! 

 

●仕事を全力で取り組む

降格後はモチベーションが下がっているのは自分だけではなく、上司も同僚もわかっています。

そう、言わないだけです。

そんな中でも、仕事に真摯に向き合い、努力している姿は周りに感動を与えます。

ベテラン社員であれば経験が豊富!

また、同僚の悩みを聞いたり、解決案をアドバイスしたり、影でバックアップする姿勢を見ると、上司はきっと感謝するはずです。

 

●何歳になっても勉強しよう!

定年まであとわずかですが、何歳になっても学ぶことは大事です。

私も50代半ばから資格取得に挑戦していますが、目標があると頑張れます。

「年のせいで覚えられない」

そう思うのは、おそらく覚える機会が減ったからじゃないでしょうか。

記憶力は使えば鍛えられます。

勉強に年齢は関係ありません。

少し前の話になりますが、萩本欽一さんが73才で駒澤大学に入学されました。

入学の動機は「ボケ防止」だそうです。

とても素敵なことですね。

 

趣味や好きなことい没頭する

役職定年になれば、ストレスが減り、多少とも自由な時間ができます。

その自由な時間を活用して、趣味や好きなことに時間を使うことをおすすめします。

趣味を通してリフレッシュができ、また楽しみがあるからこそ仕事も頑張れます。

私はカメラが趣味ですが、この趣味を通じて知り合った方もいます。

その人の仕事は、私と全く違う業種です。

新たな発見も多く、とても刺激になります。

「趣味がないからなあ」という人もいます。

趣味がなくてもまったく問題ありません。

好きなことや楽しいはありますか?

その好きなことや楽しいことに没頭できる時間を持ちましょう。

最近では、趣味を持つことが認知症の予防につながるというデータも出ているようです。

 

何が幸せで何が不幸せなんでしょうか?

そもそも人って大きな幸せを期待し、追い求めてしまう存在です。

例えば年収500万を目標に就職したとします。

500万達成すれば次は800万。

800万達成すれば、さらに1000万。

1000万到達すれば、さらに1500万と人間の欲は限りがありません。

お金はあれば便利かもしれませんが、決して「お金=幸せ」ではありません。

 

朝起きて、電車に乗って会社に向かい、そして仕事をします。

仕事が終われば、電車に揺られ、自宅にもどり、お風呂に入ります。

そのあと、ご飯を食べて、ニュースを見て、寝ます。

翌日も同じ繰り返し。

「同じ繰り返しなんてつまんない」と思いがちです。

実はこれって幸せなことなんじゃないでしょうか?

贅沢しなければ食べていけるし、寝るところもあります。

実は幸せって日常にあるものだと思うんです。

私たちは、つい日常の目の前にある幸せを見逃してしまうのです。

 

役職定年や降格で落ちこむこともあります。

うつ病になったり、中には自殺する人もいます。

役職が上がる人は能力のある人だとは思いますが、役職なんて単に会社の中での役割。

いずれ役職を下りる日がきます。

偉そうに人を小ばかにする先輩方もたくさん見てきました。

そんな人、退職したら孤独な人生まっしぐらです。

幸せって、トータルで考えるとそんなに大きな違いはないように思うんです。

最期、死ぬ前に「いや~私の人生、最高だった!感謝しかない。みんなありがとう!」

そんなこと思いながら最期を迎えることができたら最高じゃないですか。

私たちが考えている以上に、時間ってあっという間に過ぎていきます。

生きていることに感謝して、1分、1秒を大切に使っていきましょう!

 

おっと、なんだか話が飛びまくってしまいました。

まとまりのない内容でスミマセンm(__)m

ではまた会いましょう (@^^)/~~~