みなさん、こんにちは。
「エンディングノート」と聞くとまず何を思いますか?
- エンディングノートって死ぬ準備でしょ?
- エンディングノートを書くような年じゃないし
- まだ体に悪いところもないし今は必要ないよ
- 余命の告知あれば書くかな」
ついこんなことを思っていまいます。
私もそうでした。
実は、同僚のすすめもあり、先日、エンディングノートを書いてみることにしました。
このブログの結論は、書いてよかったという落とし所なんですが、書く必要がないと思っていた私が、実際にエンディングノートを書いてみて次の2つのことを考えるようになりました。
- 残された方が困らないようにしよう
- 最期を考え、今を有意義に生きよう
感じ方は人それぞれですので、「絶対に書いたほうがいいですよ」なんて言えませんが、良い経験をしたので、有意義に生きるためのヒントにしていただければ幸いです。
今回の内容はエンディングノートについてのつぶやき?です。
【目次】
- エンディングノートを書く意味は?
- 残された方が困らないようにしよう
- 最期を考え、今を有意義に生きよう
- エンディングノートを書き始めるタイミング
- エンディングノートを書いたら家族に伝えておこう!
- まとめ
エンディングノートを書く意味は?
エンディングノートは、
「過去を振り返り、残された家族が困らないように、いろんな情報を記入して残しておくもの」です。
先の述べましたが、私はエンディングノートを書くことによって、2つのことを考えるようになりました。
- 残された方が困らないようにしよう
- 最期を考え、今を有意義に生きよう
不思議と考えや行動が変わってきました。
ここにエンディングノートを書く意味と言うのものがあるようにも思います。
残された方が困らないようにしよう
家計は私が管理し、家内に生活費を渡しています。
もし自分が亡くなったら、家内は以下の点が困ると感じました。
- 預貯金はどれくらいあるのか
- 緊急のお金を下ろすことができるのか
- 住宅ローンは返済はどうなっているのか
- 自動車ローンはどれくらい残っているのか
- 生命保険はどこの会社のどんなタイプに入っているのか
- クレジットカードは何枚持っているのか
- クレジットカードからの引き落としは何があるのか
- 投資は何をしているのか
- 公共料金や携帯電話料金の支払いはとうなっているのか
- 遺言はあるのか
- お墓はどうするのか
- 本人の希望はなにか
などなど。
身体についてもいろんなケースが想定できます。
- 病気の告知の希望しているのか
- 延命治療の希望はあるのか
- 認知症や要介護が進んだときはどうしたいのか
- また、どこで誰に面倒をみてもらいたいか
などなど。
本人がどうしたいか等の希望を書いていると、家族は判断しやすくなります。
調べたりするのは、大きな手間がかかりますので、エンディングノートがあるだけで、残された家族の負担は極めて少なくなります。
エンディングノートを残すことで、解決できる部分が多くあると感じました。
最期を考え、今を有意義に生きよう
私が購入したエンディングノートには、次のような記入項目もあります。
- 大切な人へのメッセージ
- 家族との思い出と伝えたいこと
- 自分が好きなこと
- これからの人生でやりたいこと
- 会いたい人
- 未来への自分へメッセージ
「こんなことがあったよな」「あんなことがあったよな」と思い出しながら自分の人生を振り返ることができます。
今の自分があるのは、両親、子供、親戚、友人、同僚など、お世話になった方々のおかげだとあらためて感じました。
エンディングノートを書くことによって、今を有意義に生きようという気持ちになるんですよね。
ほんと不思議。
人生後半にかけて、仕事、プライベートにおいてもいろんな出来事が起こります。
もしかすると、交通事故に遭ったり、大病になってしまうことだってあり得る話です。
「いつ、何が起こってもいいように、目の前の一分一秒をおろそかにしないで生きていこう!」
そんな気持ちで毎日を過ごしていきたいものです。
エンディングノートを書き始めるタイミング
いつ書き始めても良いと思いますが、何か書くきっかけがあれば、書こうという気持ちを後押ししてくれます。
例えば、
・自分の誕生日に書く
・正月に書く
・事故や大病のときに書く
遺言書という手もありますが、遺言書は書くためのルールが厳しく、なかなか気軽には書けません。
その点、エンディングノートは自由です。
自由度が高い点もいいところもいい点ですよね。
エンディングノートを書いたら家族に伝えておこう!
まず家族が困らないようにできるという点はメリットが大きいと思います。
夫婦といえども、知らない、あるいは言っていない、言わないとこもあります。
私もたくさんあります(笑)
この点を書いておくだけで残された家族も悩まなくて済むとなるとメリットは大きいので。
奥さん(あるいは旦那さん)にエンディングノートがある場所を伝えておくのも忘れないように。
「何かあればここにエンディングノートを書いてるから、その時が来れば見て」と伝えておくといいですね。
もちろん私も妻に伝えています。
まとめ
少し古いデータ(2019年/令和元年)にはなりますが、
・平均寿命:男性81.41歳、女性87.45歳
・健康寿命:男性72.68歳、女性75.38歳
第16回健康日本21(第二次)推進専門委員会「健康寿命の令和元年値について」の資料より
健康寿命が「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」であることから、定年後を60歳とすると、健康寿命まで、
・男性の場合:約13年
・女性の場合:約15年
となります。
定年後、健康で過ごせる期間は13年から15年の間しかありません。
この間は、好きなことをして人生を有意義に過ごしたいものです。
もちろん、日々の生活を過ごす上では、他人との関わりは必要です。
自分が好きなようにしたいと思っていても、人に嫌われてはもともこもありません。
人生を有意義に過ごすためには日々の積み重ねが大事ということも忘れてはならない点ですね。
エンディングノートを書くことで、
・残された方が困らないようにできる
・最期を考えると、今を有意義に生きようと思える。
この2点を考えるようになったという内容でした。
エンディングノートはいろんなメーカーのものが販売されています。
どれを買ったらいいのか、ほんと迷ってしまいます。
エンディングノートは、詳細な情報まで書くようなものから、簡素でシンプルなものまでありますが、やはり、実際に手に取ってみてから購入するのが一番です。
ちなみに、私と家内が買ったエンディングノートは違うメーカーのものです。
夫婦のニーズとしては、
・家内は、できるだけ詳細に情報が書けるもの
・私は、できるだけ項目が少なくシンプルなもの
で選びました。
みなさまがより良い人生になりますように。