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【アリの話】2:6:2の法則ってどんな場面でもあてはまるの?

 

みなさん、こんにちは。体調を崩してしまい、しばらくブログをお休みしていました。やっとプログが書けます。みなさん、くれぐれもお気を付けください(お前がゆーなっ!って感じですが)ところで、2:6:2の法則ってご存じですか?この2:6:2の法則を説明するのによくアリの話がよく用いられますが、人間でもこの法則は当てはまるのでしょうか。今回の記事は「2:6:2の法則」についてです。

 

<目次>

 

アリの話(2:6:2)

働きアリを観察していると、よく働くアリが2割、普通に働いているアリが8割、働かないアリが2割います。

  • よく働くアリ🐜:2割
  • 普通に働いているアリ🐜:6割
  • 働かないアリ🐜:2割

 

そのアリの集団の中の、よく働くアリの2割を取り出し、観察してみるとどうなるでしょうか。

  • よく働くアリ🐜:2割
  • 普通に働くアリ🐜:6割 
  • 働かないアリ🐜:2割

しばらくすると、残った8割のアリの中から、よく働くアリが現れ、最終的にまた2:6:2の割合になるそうです。

 

逆に、働かないアリの2割を取り出し、観察してみます。

  • よく働くアリ🐜:2割
  • 普通に働くアリ🐜:6割 
  • 働かないアリ🐜:2割

しばらくすると、残った8割のアリの中から、働かないアリが現れ、最終的にまた2:6:2の割合になるそうです。


なぜ働かないアリが存在するのでしょうか?不思議に思って調べてみると、「反応閾値」が関連しているようです。同じ働く能力があっても、反応閾値の高いアリ(よく働くアリ)は、スピード感をもって働きます。逆に働かないアリは能力が変わらないものの、反応閾値が低いため、働こうとしません。もし働くアリが死んでしまったら、アリ社会の維持できず、崩壊につながるため、その時は、残りの8割から、よく働くアリが出てきます。「いつでも働けるぜ!」出番を待っている働かないアリ。交代要員?つまり、常に働かないアリを存在させることによって、トラブルが合った時の「余力を残す」という戦略なんでしょう。奥が深い!

 

人間社会では「2:6:2の法則」はあてはまるの?

「アリの世界ではそうかもしれないけど、人間の世界ってそんな単純なものではないし、2:6:2の法則なんて成り立たないよ!」なんて言いたくもなります。人間会社では、多数の因子が複雑に絡み合っており、そう簡単に説明できません。しかし、よくよく考えて見ると、会社でもある程度、この「2:6:2の割合」は存在しているのではないかと思う時があります。

 

営業所の中で、私は年齢が上から2番目。若いメンバーが多い中、こんなおじさんでも

  • 気が合う人:2割
  • とくに何思わない人:6割
  • 苦手な人:2割

そんな割合で気が合う人、合わない人がいます。

 

また、会議においても

  • 前向きな意見を出す人:2割
  • 黙って聞いている人:6割
  • 後ろ向きな意見ばかり言う人:2割

この場合でも、ほぼ、2:6:2の割合です。この法則は絶対的なものでないとしても、「2:6:2の法則ってあるかもな」そんな目線で見てみると、見える世界も少し違ってきます。

 

「2:6:2の法則」を人間関係に活かす

組織において、下位の2割が必ず必要なのかどうかはわかりませんが、考え方に応用すればストレス軽減につながるのではないでしょうか。例えば、自分の意見に反対されたケースは誰でもあると思いますが、「反対する人がいるのは法則通り。絶対にいるもんだし、気にしない気にしない」と割り切ることができます。気持ちを軽くできますね。

 

見方を変えて。例えば、自分が提案を通したいと思っています。

  • 自分の提案に賛成してくれる社員👨:2割
  • どちらでもない社員👨:6割
  • 自分の提案に反対する社員👨:2割

自分の提案を通すとき、賛成側に影響力のある社員がいると、どちらでもない社員の6割が影響されて、賛成側に回ります。結果的に自分の提案が通ります。全員が賛成してくれることはありえません。提案を反対する人を説得しようと労力を割くのであれば、その貴重な時間を賛成してくる人に働きかけたが、意見が通りやすいことになります。

 

まとめ

2:6:2の法則は絶対的なものではなく、あくまで参考程度に。頭の片隅に、「こんな法則があったよな」と記憶しておくと、何かあったときに役に立つはずです。人生は長い。生きていくうえで最も大切なことは「健康」です。みなさま、くれぐれもストレスをためないように。